バイオリンをバンド内で演奏するために絶対に必要なもの。
最優先となるのは「ピンマイク」です。
結論、私が使っているものはこちら
「audio technica ( オーディオテクニカ ) / ATM35 コンデンサーマイク」です。
マイクロフォンまたはマイクロホン[注 1](英: microphone)は、音を電気信号に変換する音響機器である。略称マイク(英: mic)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3
バンド演奏(ライブ)では、ギターやドラム、ベース、そしてボーカルなどはスピーカーから大きな音を出力します。
当然ながら我々バイオリニストは、その大音量に負けない音を出さなければなりません。
そのために、バイオリンの音を電気信号に変換して、スピーカーに送る「マイク」が必要になります。
どうして普通のマイクでなく「ピン」マイクなのか
マイクと聞いてまずイメージするのは、下記のようなものですよね。
カラオケにも置いてある、いわゆる「ハンドマイク」です。
ですが、バイオリンの集音にこれはおすすめしません。
なぜか。
直立不動で弾かなければ、音量が小さくなったり大きくなったりしてしまうからです!
楽器を演奏するとき、どんな楽器でも多少は動いてしまいますよね。
特にバイオリンは、この動きが激しい楽器の一つだと思います。(個人の見解です)
私は、直立不動で弾くなんて不可能です!
では、どうすれば良いのか
バイオリンに固定できるクリップ付きのマイクが適します!
私や周囲の人は「ピンマイク」と通称しています。
冒頭に紹介したようなタイプのピンマイクは、バイオリンの顎当てに装着することが可能です。
下記のように装着します。
これなら、どんなに上半身を動かしても安心ですね!
(ちなみに、ワイヤレスマウスを使うと・・・歩き回れる自由を手にすることができます。紹介はまたの機会に。)
「パワーモジュール付き」をおすすめする理由
ピンマイクのなかでも、冒頭に紹介した
「audio technica ( オーディオテクニカ ) / ATM35 コンデンサーマイク」
をおすすめするのには、理由があります。
それは、「パワーモジュール」と呼ばれる、電池を内蔵した箱が付属しているからです。
これが無いと音が出ない場合も多いので、少し高いですがおすすめです!
少し詳しく言うと、下記のようなXLRケーブル(キヤノンケーブル)からファンタム電源と呼ばれる電力供給が無くても、音が出せるようになります。
- ファンタム電源のことを理解してるぜ!
- 演奏する場所は、間違いなくファンタム電源供給してくれるぜ!
という自信があればよいのですが・・・
最初はまず間違いなく、電池内蔵型パワーモジュール付きの購入をおすすめします。
(演奏現場に行って、音が出ないことほど怖いことはありません、一生夢に出てきます;)
簡単な使い方
必ず順番を守りましょう。
①大事な演奏の前には、パワーモジュール内の電池を新品にしましょう
②接続先の音量がゼロであることを確認してから、XLRケーブルを繋ぎましょう。(バンドの練習場所であるスタジオや、ライブハウスやイベントスペースには十分な量のXLRケーブルが用意されているはずですが、念のため事前に調べておきましょう。)
(②’ケーブルの先の機材・・・多くはミキサー・・・からのファンタム電源の供給は切っておきましょう。わからなければ、スタジオなら店員さんに、ライブハウスなどでは現場担当者さんに申し伝えましょう)
③接続先の音量がゼロであることを確認してから、パワーモジュールの電源を入れましょう。
④接続先の音量を上げましょう。
大事なことなので太字で2回繰り返していますが、必ず接続先の音量がゼロであることを確認してから、②と③を行ってください。
この操作時には、瞬間的に大きな電流が流れますので、スピーカーから「ボン!」という音が出ます。
この音は不快である以上に、スピーカーなどの機器へダメージを与え、壊してしまうこともあります。
バンドマンなら人生で何度かはやってしまいますが、絶対に避ける努力はしましょう!
今回は以上です。さぁ、これで大きな音で演奏ができるようになりました!
バンド内でのバイオリン演奏を楽しんでいきましょう!
(2023年8月22日更新)
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