2023年4月最新版【ピンマイク】バンド活動するバイオリン奏者が第一に買うべきもの

バイオリンをバンド内で演奏するために絶対に必要なもの。

最優先となるのは「ピンマイク」です。

結論、私が使っているものはこちら

「audio technica ( オーディオテクニカ ) / ATM35 コンデンサーマイク」です。

マイクロフォンまたはマイクロホン[注 1](英: microphone)は、音を電気信号に変換する音響機器である。略称マイク(英: mic)。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3

バンド演奏(ライブ)では、ギターやドラム、ベース、そしてボーカルなどはスピーカーから大きな音を出力します。

当然ながら我々バイオリニストは、その大音量に負けない音を出さなければなりません。

そのために、バイオリンの音を電気信号に変換して、スピーカーに送る「マイク」が必要になります。

どうして普通のマイクでなく「ピン」マイクなのか

マイクと聞いてまずイメージするのは、下記のようなものですよね。

カラオケにも置いてある、いわゆる「ハンドマイク」です。

ハンドマイクでの集音イメージ

ですが、バイオリンの集音にこれはおすすめしません。

なぜか。

直立不動で弾かなければ、音量が小さくなったり大きくなったりしてしまうからです!

楽器を演奏するとき、どんな楽器でも多少は動いてしまいますよね。

特にバイオリンは、この動きが激しい楽器の一つだと思います。(個人の見解です)

私は、直立不動で弾くなんて不可能です!

では、どうすれば良いのか

バイオリンに固定できるクリップ付きのマイクが適します!

私や周囲の人は「ピンマイク」と通称しています。

冒頭に紹介したようなタイプのピンマイクは、バイオリンの顎当てに装着することが可能です。

下記のように装着します。

ピンマイクでの集音イメージ

これなら、どんなに上半身を動かしても安心ですね!

(ちなみに、ワイヤレスマウスを使うと・・・歩き回れる自由を手にすることができます。紹介はまたの機会に。)

「パワーモジュール付き」をおすすめする理由

ピンマイクのなかでも、冒頭に紹介した

「audio technica ( オーディオテクニカ ) / ATM35 コンデンサーマイク」

をおすすめするのには、理由があります。

それは、「パワーモジュール」と呼ばれる、電池を内蔵した箱が付属しているからです。

これが無いと音が出ない場合も多いので、少し高いですがおすすめです!

少し詳しく言うと、下記のようなXLRケーブル(キヤノンケーブル)からファンタム電源と呼ばれる電力供給が無くても、音が出せるようになります。

  • ファンタム電源のことを理解してるぜ!
  • 演奏する場所は、間違いなくファンタム電源供給してくれるぜ!

という自信があればよいのですが・・・

最初はまず間違いなく、電池内蔵型パワーモジュール付きの購入をおすすめします。

(演奏現場に行って、音が出ないことほど怖いことはありません、一生夢に出てきます;)

簡単な使い方

必ず順番を守りましょう。

①大事な演奏の前には、パワーモジュール内の電池を新品にしましょう

接続先の音量がゼロであることを確認してから、XLRケーブルを繋ぎましょう。(バンドの練習場所であるスタジオや、ライブハウスやイベントスペースには十分な量のXLRケーブルが用意されているはずですが、念のため事前に調べておきましょう。)

(②’ケーブルの先の機材・・・多くはミキサー・・・からのファンタム電源の供給は切っておきましょう。わからなければ、スタジオなら店員さんに、ライブハウスなどでは現場担当者さんに申し伝えましょう)

接続先の音量がゼロであることを確認してから、パワーモジュールの電源を入れましょう。

④接続先の音量を上げましょう。

大事なことなので太字で2回繰り返していますが、必ず接続先の音量がゼロであることを確認してから、②と③を行ってください。

この操作時には、瞬間的に大きな電流が流れますので、スピーカーから「ボン!」という音が出ます。

この音は不快である以上に、スピーカーなどの機器へダメージを与え、壊してしまうこともあります。

バンドマンなら人生で何度かはやってしまいますが、絶対に避ける努力はしましょう!

今回は以上です。さぁ、これで大きな音で演奏ができるようになりました!

バンド内でのバイオリン演奏を楽しんでいきましょう!

(2023年8月22日更新)

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